ガジェット好きのひとりごと

自称ガジェット好きの人が気ままにレビューしたりしなかったりするブログ。

ダーツの話 4ヶ月でAフライトになりました

こんにちは、お久しぶりです。管理人のakki(asteroid_ak)です。

今日は久しぶりの更新なのにも関わらずガジェットの話はせずにダーツの話をば。書きたいように書くブログなのでご容赦を…

 

表題の通り、Aフライトになったのでご報告と、如何に短期間でレーティングを上げるかの持論をつらつら書いてみようかと。

 

目次

1.現在のレーティングとスタッツ

2.どのようにレーティングが上がっていったか

3.Aフライトになるために

4.今後の目標

 

 

1.現在のレーティングとスタッツ

さて、現在のレーティングだが、アプリの画面を見てもらうのが手っ取り早いだろう。

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見ての通り、レーティング10.16、01が80.64、クリケットが2.94だ。

ギリギリAフライトに乗っかったところでその日投げるのを辞めた(5時間ほど投げていた)ためただ乗っただけの様に見えるがその日の投げリザを見てもらいたい。

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01 92.86、クリケット3.67 カウントアップAve.757.12 である。

単純計算すればこの日はrt.13程度打っていたことになるのだ。決して特別調子が良かった訳ではないのだが、多少カラクリはあるので説明していこう。

 

 

2.どのようにレーティングが上がっていったか

つい先日緊急事態宣言が解除されたばかりの今日、まともに外投げできていなかったという人がほとんどなのではなかろうか。かくいう自分もその一人だ。近くの店が閉まってしまい当時家にボードもなかったので途方にくれた。そこで思い切って家投げ用のボードを買ってみたのである。購入したのは壁の薄い我が家でも使えるだろうDARTSLIVEーZERO BOARDだ。

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噂に違わずかなり静かで今も快適に家投げできている。最後に店で投げたのが4月20日あたりでこの前自粛明けに投げたのが6月20日ごろだから実に丸2ヶ月もの間ずっと家で投げていたことになる。正直、この2ヶ月間がなければこんなに早くAフライトに到達することはなかっただろう。毎日毎日ただひたすらブルを狙うのみでもちろん相手もいないので無限にカウントアップ。正直疲れてきたところで緊急事態宣言が明けることとなった。

 

先にも書いた通り特別な練習ということはなにもしていない。iPadにアプリを入れてただひたすらカウントアップを続けただけだ。自分では上達している実感はなかったが久しぶりに投げてみて実力が思った以上に伸びているのを感じた。よくプロの方などがカウントアップだけで上手になれると言っているが間違いではない事を身を以て実感した。

 

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ただ、少し言葉たらずであるとも言えるかもしれない。ただ馬鹿みたいにブルに投げるだけでは実力の伸びるのはかなり遅くなるだろう。大切なのは頭を使うこと。自分の感覚と外から見たフォームとをすり合わせていってなにが違ったのかなにがダメなのかをしっかり考えて次の一投に生かすこと。これが上達の近道だと思う。なので自分の動画を撮るのもいいだろう。自分でスマホを置いてとってもいいし友達に頼んでもいい。自分の感覚と見た目にギャップがないことはかなり大事だと感じた次第である。

 

 

3.Aフライトになるために

先の節でも少し触れたが基本的にはブルを狙い続けていれば人によって差はあれどAフライトになるのは無理ということはないのかなと感じた。ただ、頭を使って考え抜いて試行錯誤して末に入るようになるものだと思うし、今入っている人も間違いなくそれを経験してきていると思うのでまずはとにかく練習量が欲しいところだろう。がむしゃらにやるのはBBとまでで終わり、Aフライトになりたいなら多少は頭を使わないといけないだろう。

 

 

4.これからの目標

よく、Aフライトに一度なってしまったら燃え尽きてしまって上を目指さなくなる人が多いと聞くが、自分は今のところ上を目指して頑張ろうという気持ちになっている。日単位のリザルトならAAに届くくらい投げれていたわけなのだからAAフライトになれないわけはないのである。というわけで当面の間はAAフライト到達を目指して投げ込むことにしようと思う。また何か起こったらこのブログでもダーツについてまた更新するかもしれない。

では。

 

 

 

 

 

Airpods Pro vs WF-1000Xm3 自分にはどっちがいい?と悩んでいるあなたに。

こんにちは、管理人のakki(@asteroid_ak)です。

今回はレビューではなく、比較記事。

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完全ワイヤレス市場を席巻しているこちらの2機種について、自分にはどちらが良いのだろうと悩んでいる方も多いと思うし、自分もそのうちの一人だった。悩んだ末に結局どちらも買ってしまった筆者が、両機種の良いところ悪いところを10項目に分けて比べ、どちらがどんな人にあっているのか考察してみようと思う。悩んでいる方はぜひとも参考にしてみて欲しい。

重量や各部のサイズなどは個別のレビュー記事にまとめてある。気になる方はそちらもみていってくれると嬉しい。

 

 Airpods Pro

asteroid-ak.hatenablog.com

WF-1000Xm3

asteroid-ak.hatenablog.com

 

 

 

 

目次兼各項目別得点

 

Apple

SONY

1.音質

5

8

2.遮音性

4

6

3.ノイズキャンセリング

9

6

4.外音取り込み

10

4

5.接続

10

7

6.機能性(カスタマイズ性)

3

6

7.再生時間

4

6

8.サイズ

7

5

9.通話

8

5

10.装着感

5

6

合計点

65

59

満点は各10点、計100点満点

 

 

Apple AirPods Pro

 

1.音質・・・可もなく不可もなくと言った感じ。低域から高域までしっかり出てはいるがイマイチ臨場感や艶かしさみたいなものが無い。単体で聞いている時には気がつかなかったが、聴き比べてみると少し音がこもっている。いい音を求める人にはお勧めしづらいだろう。

 

2.遮音性・・・今回からイヤーチップがついたとは言え遮音性はやはり高くない。従来のEarPodsAirPodsにイヤーチップが付きましたと言った程度。周りの音は入ってくる。

 

3.ノイズキャンセリング・・・これはすごくわかりやすく効果を感じる。そもそもの遮音性が低めなのもあって、耳につけたときの没入感みたいなものは一度体験するべきなレベル。特徴としては低域のカットが強く、高域はそれなりに残って聞こえてくるところ。エアコンの音や電車の音などはかなりしっかりカットしてくれるが、レジ袋のカサカサ音などは聞こえてくる。車は全部プリウスになるので、プリウスの音は聞こえない。また、自分に遠い音はほぼカットされるが逆に言うと近い音は多少聞こえてくるので家の中で付けている間はあまり効果を感じなくても外に出てみると効果を感じるなんてこともある。風切り音もかなり抑えられており、風の強い新潟でも静寂に包まれる。

 

4.外音取り込み・・・この自然さは凄い。多少ホワイトノイズがのるものの、装着感の軽さも相まって耳に何もつけていない感覚になるので他人との会話は勿論可能。生活に音楽が上乗せされる感じと言ったら良いだろうか。レジでのやりとりも何不自由なく行えた。ランニングの時などはこのモードにしておけば何の問題もないだろう。

 

5.接続・・・Apple H1チップのおかげで初回のペアリングから蓋を開けるだけで行える。ペアリングが済んでしまえばその後はケースから取り出すだけで繋がる。接続の安定性も高く、音切れなどもほぼない。

 

6.機能性(カスタマイズ性)・・・これに関しては欠点とも言い難いが、カスタマイズ性は低い。ノイズキャンセリングの強度や外音取り込みの音量、どのくらい取り込むかなど設定できたらなと思う時はなくもないがどちらも綺麗にまとまっているためその必要性も薄いようには思う。イヤーチップの装着状態テストは良いアイディアだと思うがsでもmでも密閉されていると出た為全幅の信頼が置けるわけでもなさそうだ。

 

7.再生時間・・・ノイズキャンセリング/外音取り込みON4.5時間、オフで5時間、ケース込み24時間とのことだがここはもう少し頑張って欲しかったところ。最近の完全ワイヤレスイヤホンでは連続再生時間10時間を超えるものも出てきているのでその中4.5時間は短いかなという印象。普段使いする分には問題ないとは思うが長い方が良いには違いない。

 

8.サイズ・・・ノイズキャンセリング付きでこの大きさなのは素晴らしい。耳から出るいわゆるうどん部分も短くなっているしケースもワイヤレス充電機能がついているのに相変わらず小さい。

 

9.通話・・・ノイズキャンセリングもあり、相手の声ははっきりと聞こえるし、こちらの声もノイズが乗ることなく聞こえるようだ。着信もAirPods単体で受けられ、通話をよくする人にもおすすめ出来るとおもう。

 

10.装着感・・・本体の重量も軽く、耳全体で支える構造のため落ちづらい。ただ、本体に物がぶつかってしまうと落ちてしまう事もあるように感じた。

 

その他・・・防水性能はIPX4であり、これが大きい。ちょっと小雨が降ってきた時などに気にせずに済むというのは気持ちの面でだいぶ楽である。

 

総評・・・ノイズキャンセリング付きの完全ワイヤレスイヤホンとして、かなり完成度の高い製品に仕上がっていると思う。音質については少し残念なところもあるが、AirPodsユーザーはそもそも音質を求めていないだろう。通話やその接続性、iPhoneとの親和性に魅力を感じて買っているはずだ。そう言った意味ではユーザーのニーズをわかって改良してきたモデルであり、見事に成功しているので、さすがはAppleといったところだろうか。

 

 

SONY WF-1000Xm3

 

1.音質・・・とても良い。解像度が高く、どんなジャンルでも聞いていて楽しくなる。アコースティックギターなんかが良く聞こえる曲だとその場にいるような気になるほどにいい音色が聞こえて来る。今ある完全ワイヤレスイヤホンの中ではトップを争うレベルで良い音だとおもわれる。

 

2.遮音性・・・一般的なカナル型のイヤホンに比べてステムが長いため遮音性は結構高い。付属のイヤーピースも充実しており、どんな耳のサイズの人でも対応できるようにはなっている。特に付属のトリプルコンフォートイヤーピースは評価が高く、大体の人は満足する遮音性だろう。

 

3.ノイズキャンセリング・・・効果は実感できるレベル。ノイズキャンセリングも音を出してノイズを相殺するという機能なので、ノイズキャンセリングを強くしすぎると音質に少なかず影響を与えるらしいとのことで、SONYは意図的に効果を上げすぎないようにしていると何処かで目にした。感動的なほどのノイズキャンセリングではないかもしれないが、新幹線などに乗るとその効果は高いと実感する。快適に音楽を聴くためにノイズキャンセリングがついているという考え方なら十分にその役目は果たしているといえよう。ただ少し気になったのは風切り音について。ノイズキャンセリングをオンにして歩いていると結構大きな声でガサガサ音がしてしまう。専用アプリから風切り音低減モードを選べるのだがノイズキャンセリングの効果は若干落ちてしまう所は残念に感じる。

 

4.外音取り込み・・・そこまで自然な感じではなく、明らかに一度機械を通したような音の聞こえ方をする。が、会話は問題なくできるので突然会話が必要になった状況では重宝すると思う。左耳筐体に指を当て続けている間だけ音楽の音量を下げ周りの音を取り込むクイックアテンションモードが非常に便利で、コンビニのレジなどでもイヤホンを外すことなく買い物を済ますことができる。

 

5.接続・・・左右同時伝送の為音途切れがないと謳っているが、実際には少し音切れが気になる時がある。特に電波のたくさん飛んでいるであろう人通りの多いところに行くとそれなりの頻度で音切れが起こる為、少し残念なところ。iPhoneでは使えないがNFC対応の為、ウォークマンとの接続や対応機器との接続はスムーズ。

 

6.機能性(カスタマイズ性)・・・専用アプリを通してイコライザーや外音取り込みの強度、左右のタップ操作の割り当てなどを設定できる。最近のアップデートで音量調節が割り当てられるようになったのは評価したいところである。

 

7.再生時間・・・ノイズキャンセリング/外音取り込みON6時間、オフで8時間、ケース込み24時間。筐体のサイズもありそれなりに充電は持つ印象。専用アプリからケースの電池残量も見えるのは便利な点である。このくらい充電が持てば特に言うことはないので及第点といった印象。

 

8.サイズ・・・先にも多少触れているが若干大きい。筐体のみならずケースが特に大きいのが目立つ。ワイヤレス充電に対応してるわけでもなければ特段充電が持つわけでもないので少し残念。耳につけたときのインパクトはなかなか大きいので、形がカッコ悪いわけではないがスマートさには欠けると言わざるをえない。

 

9.通話・・・あまり通話の品質は良く無いかもしれない。部屋で通話をした分には特に違和感をもたれなかったが、外で通話をした時に風の音が入ってしまって聞こえづらいと言われることがあった。そこまで通話をしない人なら特に気にすることはないかもしないが、留意しておくべきだろう。

 

10.装着感・・・筐体はおおきく、重いがしっかりとねじり込んで装着するように説明書にも書いてあり、そのように装着すると安定感はかなりある。頭を振ると少し揺れる感覚はあるのでランニングには向かないかもしれない。

 

その他・・・防水性能はない。音質とトレードオフだとの話だがそこは残念だった。急な雨の時に外さなくてはいけないのは若干ストレスになると感じる。

 

総評・・・AirPods pro同様ノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり高い水準の製品だと思う。やはりSONYに求められているのは音質であり、SONYもそれをわかってこの製品を作っているように感じる。カナル型の遮音性にノイズキャンセリングが効いて、静寂に包まれた中でいい音楽が聴ける。手軽な音楽体験としてはこれ以上ないほどのものだと思う。

 

 

 

 

 

結論

どちらもとても完成度の高い製品であることは間違いなく、どちらをお勧めすることはできないと言うのが正直な感想だ。ただ、作られた経緯に目を向けると、AirPodsは生活の中に音楽を取り込んで使うもの、WF-1000Xm3は生活から音楽空間に飛び込むもの、と考えるといいだろう。音楽をしっかりと聞きたい人だったらWF-1000Xm3、強力な消音機能やライトな音楽体験でいいという人ならAirPodsがいいのかなと思う。

 

どちらがおすすめと言う話はできなかったが、どちらが自分の使い方に合っているのか、考えの助けになれば幸いだ。また、この価格帯には他にもたくさんのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンはいくつかある。他のイヤホンもぜひ調べて、良い選択をしていただければこの記事も報われると言うものだろう。

 

では。

 

Beats Solo Pro レビュー オンイヤー×ノイキャンのAirpods Proに隠れた名機

こんにちは、管理人のakkiです。

今回はこちらのヘッドホン

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Beats Solo Proをレビューしていこうと思う。

Beatsのヘッドホンとして発売されている製品であるが、開発段階からAppleが関わっているとのことで、これまでのBeats製品とは一味変わったものとなっている。Beats製品と聞いて少し抵抗を示す方々もいるかもしれないが、ぜひ先入観を取っ払ってレビューを読んでみて欲しい。

 

目次

  1. 仕様
  2. 外観
  3. ノイズキャンセリング/外音取込み機能
  4. 音質
  5. 操作感・装着感
  6. お勧めできる人/できない人
  7. まとめ
  8. 最後に

 

1.仕様

サイズ

高さ:179mm

重量:267g

連続再生時間:22時間(ノイズコントロールOFF時40時間)

急速充電:10分の充電で最長3時間の再生が可能

付属品:ケース、lightning to USB-Aケーブル

 

2.外観

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折りたたんだ状態。アイボリー×金色は文句なしに美しい。

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外観。イヤーパッドは割と厚め。

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イヤーカップ下部にはノイズコントロールボタンとlightning端子。有線接続用のケーブルは別売だ。

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ヘッドバンド上部にはbeatsのロゴ。

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付属のケースはファブリック素材で止水ジッパーとなっている。

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ケースに収納した状態。Solo3はキツかったが今回は余裕を持って入る。



3.ノイズキャンセリング/外音取込み機能

ノイズキャンセリングの効きは一言で言うとかなり良い。おそらくAirpods Proと同じプロセスでノイズキャンセリングを行なっているのだろうと思われるが、装着した瞬間に周囲の音が消えて無くなる感覚はかなり強いのでノイズキャンセリング独特の圧迫感が苦手な人には余りお勧めできないと感じる。

 

asteroid-ak.hatenablog.com

 

逆に耳栓がわりに使いたいと考えている人にはお勧めできる。部屋でつけている分にもその効果は感じられ、エアコンの低い音や外の喧騒などはほとんど気にならなくなる。音楽を流せば全くと言っていいほど周りの音は聞こえなくなるため、街を歩くときなどは気をつけたい。

そんな街を歩くときだが、外音取込み機能が優秀だ。ホワイトノイズは載るもののそこまで気にはならず、入ってくる音も自然で違和感はない。切り替えも左イヤーカップ下部のボタンを押すだけなので急に人と話す場面でも問題なく対応できる。コンビニのレジでも試してみたが、店員さんの目さえ気にしなければ何の問題もない。まだ外音取込み機能が市民権を獲得していない現代なので態度の悪い客になってしまうかもしれないが、そのうち何の問題もなくなる日が来ることだろう…と願っている。

自分はほとんど使わないがボタン2回押しでどちらもOFFにできるので、ノイズキャンセリングの圧迫感に疲れたときなどは切るのも簡単である。

 

4.音質

散々いろいろなところでとやかく言われているBeatsの音質だが、Solo  Proの音質はこれまでのBeatsとは少々味付けが違う。自分はSolo3も所持しているのだが、Solo3は割とこれまでのBeatsの流れに沿った低音モリモリの音だったのだが、Proになってその低音は控えめになった。代わりにと言うわけではないと思うが中域が主張するようになり、ボーカルが聴きやすい。聴き疲れしない音質になっているのでより万人受けするだろう。一方でこれまでのBeatsの音を求めている人には少し物足りないものかもしれない。

何はともあれ、これまで言われてきたような音ではなく、いい意味で“聴ける”音になっていると言えよう。機会があればぜひ試聴していただきたい。

 

5.操作感・装着感

まずは操作感から。

先程も少し触れたが、ノイズコントロールは左イヤーカップ下のボタンから行える。電源オン時にはデフォルトでノイズキャンセリングがオンになっているため、一回押しで外音取り込みと切替、二回押しでどちらもオフにできる。ノイズコントロールiOSならコントロールセンターからも行える。

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コントロールセンターで音量の調整バーを長押しするとノイズコントロールができる。

右イヤーカップ表面はボタンになっており、上側は音量UP、下側は音量DOWN、中央部は一回押しで再生/停止、二回押しで次の曲、三回押しで曲の頭出しが行える。また長押しでSiriも起動できるがProになってH1チップの恩恵を受けHey  Siriが単体で使えるようになったのでそこまで出番は多くないだろう。Hey  Siriに関しては使わないと言う人も多そうだが、意外と便利だと使ってみて感じた。一人で料理している時など、画面もヘッドホンも触らずにSiriだけでタイマーを使えるのはありがたい。家で一人ならとくに周りの目を気にすることもなくSiriを使えるので、皆さんもぜひ使ってみて欲しい。

さて、装着感だが、Solo3より改善されていると感じた。イヤーパッドは肉厚になり、よりもちもちとした感触になっている。側圧は相変わらず強いのでとくに使いはじめの時は1時間ほど着け続けると耳が痛くなってきてしまうことが多かった。現在4ヶ月ほど使って、側圧はかなり改善されたが頭の幅が広めの人は注意したほうがよさそうだ。ティッシュボックスなどを用いて側圧を弱める方法もあるそうだが自分は試していない。

また、Beats製品なのでと言ってはなんだが、デザインが非常にいいのも特徴の一つだろう。ヘッドバンドは剛性も高く、非の打ち所がないと言っても過言ではないだろう。強いて言うなら万人受けするデザインではないと言ったところか。苦手な人もいるデザインではあると思うのでそこは気をつけたい。

 

6.お勧めできる人/できない人

まずはお勧めできる人から。

 Beatsのデザインに惚れちゃった人・・・やっぱりかっこいいよね。

 オンイヤーのノイズキャンセリングがしっかり効いたヘッドホンが欲しい人

                       ・・・オンイヤーでノイキャンは珍しいかも

 Apple製品と親和性の高いヘッドホンが欲しい人・・・H1チップは最高!

逆にお勧めできない人は

 ノイズキャンセリングはいいからとにかく音質!な人

                ・・・もっと音質の良いヘッドホンは確かにたくさんあるね

 頭の幅が広めな人・・・ヘッドホンなら長い時間つけるだろうから厳しいかも

 Beatsのデザインはちょっと…の人・・・苦手な人もいるのは理解できるよ‘

 

7.まとめ

BeatsとAppleが協力して作っただけあってかなり完成度は高いヘッドホンになっている。ただ、3万円だしてこの音質が欲しいかといえばもっと上は求められると思うので、そこは自分が何を求めるかによって判断して欲しい。

 

8.最後に

買って後悔するプロダクトではないと思うが、判断基準は人によるので何とも言えない。自分は買って非常に満足しているので、ぜひ皆さんもまずは試聴してから買うことをお勧めする。

では。

 

 

 

 

SONY WF-1000Xm3 レビュー  

こんにちは、管理人のakki(@asteroid_ak)です。

 

今回はこちらの完全ワイヤレスイヤホン。

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このイヤホンは先日レビューしたAirpods Proと並んで完全ワイヤレスイヤホン市場を席巻しているイヤホンで、ノイズキャンセリングと高音質を兼ね備えており、購入を考えている人も多いのではないかと思う。完成度の高いイヤホンであることは間違いないが、欠点も少なからずあるので注意して欲しい。

 

例によって今回レビューするのは半年以上前に購入した製品なので使用感が写真にあるのはお許しを。

 

目次

  1.  仕様
  2. 外観
  3. 専用アプリ
  4. 機能
  5. 音質
  6. 使用感
  7. お勧めできる人/できない人
  8. まとめ
  9. 最後に

 

  1. 仕様

サイズ(片耳各、全て実測値)

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A:18.0mm

B:33.3mm

C:27.2mm

 

サイズ(ケース、全て実測値)

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A:54.1mm

B:79.0mm

C:28.5mm

 

重量:片耳8.5g

 

連続再生6時間(ノイキャンOFF時8時間)/連続通話4時間(ノイキャンOFF時4.5時間)

ケース込み:24時間

 

Bluetooth5.0

 

対応コーデック:SBC,AAC

 

2.外観

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高級感のあるケース。イヤホン充電中はインジケーターが赤く光る

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ケースを開けると本体が現れる。本体の方にもインジケーターがあり、充電が完了すると消える。

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ブラックにゴールドは鉄板の美しさ。

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左右はわかりやすく色がついており、左耳には突起がついているので触っただけで判別できる。

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少々汚れていてお見苦しいかもしれないが、底面にはUSB-Cポート。これはありがたい人が多いのではないだろうか。


 

3.専用アプリ

専用アプリはよくできていて、接続した機器を判断してそれぞれの画面に遷移してくれる。他のソニー製ヘッドホンを持っている場合にこの機能は役に立つだろう。自分はオーバーイヤーヘッドホンのWH-1000Xm2も所持しているため、接続しただけで切り替わってくれる恩恵を受けている。

アプリでは主に次のことができる。

①本体とケースの充電残量確認

イコライザーの設定

③外音取込み/ノイズキャンセリングの設定

アダプティブサウンドコントロール(後述)の設定

⑤音質をアップコンバートしてくれる機能であるDSEE-HXの設定

⑥音質モードの設定(接続優先/音質優先)

⑦タッチセンサーの機能の割り振り変更

 

詳しい機能は次の項目で説明しよう。

 

4.機能

さて、先の項目で若干説明したが本イヤホンには様々な機能が備わっている。ここではそれを紹介していこうと思う。

①ノイズコントロール

言うまでもなくノイズキャンセリング機能が備わっているのだが、キャンセルするだけではなく、外の音を取り込む機能もついている。アプリから操作するかもしくは標準で左耳シングルタップに割り振られており、左耳シングルタップでは前回の取込み強度が自動で設定されているため、変更したい場合はアプリからの設定が必要となる。外音取り込みは20段階で設定でき、そのほかに風ノイズ低減モードも搭載されている。

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設定画面。風ノイズ低減モードは見つけにくいこともあるかもしれない。

この風ノイズ低減モードだが、設定バーにおいてノイズキャンセリングと外音取込み1の間に位置するため少々見つけ難い。機能性としては上々で、若干ノイズキャンセリングの強度は落ちるものの風が筐体に当たって生じる耳障りなノイズを綺麗に消してくれるので自分は外出するときはほとんどこのモードにしている。

外音取込みの精度はまずまずといったところで、コンビニのレジ程度ならなんとかなるがノイズが気になるので街中で友人に出会ってしまったら外すのが無難そうだ。

ノイズキャンセリングの強度は、ヘッドホンのWH-1000Xm3のような強力なものを想像していると拍子抜けするかもしれないがイヤホンとしては上々の効き方だと思う。ノイズキャンセリングという機能が音で音を打ち消すと言うものである以上、強くしすぎると音質にも影響が出るそうで、最大限良い音を聴かせるためにこの程度のノイズキャンセリングに抑えてあるのだろうと思う。 もちろん楽しく音楽を聴くためのノイズキャンセルはしっかり効いているので安心して欲しい。ただ残念だったのは結構風のノイズが入ってしまうこと。先述したように風ノイズ低減モードもあるのだがどうしてもキャンセル強度は落ちる。次回作では頑張って欲しいものだ。

 

アダプティブサウンドコントロール

これは使用者の状態を検知してノイズコントロールを自動的に調節すると言うもので、例えば歩いているときは風ノイズ低減、走っているときは外音取込み20、電車で移動中はノイズキャンセルなどとあらかじめ設定しておいたモードに自動的に変更してくれる機能…なのだが正直なところ使いやすいとは言い難い。と言うのも、精度はまずまずで、電車に乗ったらきちんとノイズキャンセルは効きはじめたし、電車から降りたら風ノイズ低減モードになったのだが、多少検出するまでに時間がかかるみたいで少しもどかしいし、何より歩いていてもノイズキャンセリングを効かせたい時もあるし電車に乗っていたって周りの音を聞きたい時もあるのだ。これは機能の性質上しょうがないのだが、自分はこの機能はOFFにして、左耳ワンタップで風ノイズ低減モードにできるようにして使っている。最近のアップデートでよく行く場所を学習させられるようになったが個人的にはまだ実用段階には至っていないと感じてしまった。今後のアップデートに期待である。

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アダプティブサウンドコントロールの設定画面。もちろん記事を書いているときは止まっている。

 

③クイックアテンション

左耳センサーを触れている間のみ音楽の音量を下げ、周りの音を取り込む機能で、ヘッドホンのWH−1000Xシリーズから輸入されてきた機能だ。これはとても使い勝手が良く、一言二言の会話なら何の問題もなくかわせるし、すぐにまた音楽の世界に没入できる。ただ、この機能の使い勝手がかなり良いだけに外音取込みの精度が悔やまれるのも事実である。また外す気がないというのは多少なりとも失礼に当たる可能性があるので気を付けたい。

 

5.音質

音質は、良い。この一言に集約される。詳しいことを言うと自分のバカ耳加減がバレてしまいそうなのだが、高音域は気持ち良いところまで伸びていくし、低音も篭らず深みがある。中音域もしっかり出ていて、ボーカルが埋もれることもないのでとても聞いていて気持ち良い音に仕上がっていると思う。また、先程チラッと出てきていたDSEE-HXという機能、圧縮音源でもハイレゾ相当にアップコンバートしてくれるのだが、オンにすると高音の煌びやかさが増す。ここは好みの問題でもあるのでどちらが良いとはいえないが個人的には気に入っている。一つ注意したいのはこのDSEE-HXはイコライザーをOFFにしないと使えないということだ。アプリの立ち上がった画面を見て、DSEE-HXの表記がなかったらイコライザーを確認してみるといいかもしれない。

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接続されているコーデックとDSEE-HXの表記が見える。

完全ワイヤレスイヤホンもたくさんの種類が出ているが、個人的には一二を争う良い音質のイヤホンだと思っている。機会があったらぜひ試聴することをお勧めする。

 

6.使用感

これはいろんなところで散々言われていることなのだが、とにかくケースが大きい。昨日レビューを出したAirpods Proと比べてもかなり差があり、きつめのデニムのポケットに入れるには厳しいサイズ感だ。また、筐体自体もそれなりに大きく、耳に着けている時には結構な存在感を発揮する。髪の長い人なら隠れるが、イヤホンをそこまで主張させたくない人は気をつけたほうが良いポイントだろう。

 

asteroid-ak.hatenablog.com

 

ただ、筐体が大きいからといって装着感が悪いわけではなく、三点で支える構造の為耳への負担も少なく、もちろんカナル型特有の疲れはあるが、個人的には何の問題もなく長時間装着していられる。イヤーピースも豊富に付属しており、特にトリプルコンフォートイヤーピースは評価が高い。自分は耳垢が付着することが多いのでシリコンのイヤーピースを装着している。

ケースから取り出せば電源はオンになり、前回の使用時に接続していた端末に自動で接続される。たまに自動で接続されないこともあったが、筆者は他のイヤホンやヘッドホンを複数日常的に使っているのでこちら側の問題かもしれない。また、とくにAndroidユーザーには嬉しいことにNFC対応だ。ケースを開けたところにあるNFCマークに対応機器をかざせばすぐに使える。iPhoneも早くNFCを解放してほs…

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蓋を開けると輝くNFCのマーク


何はともあれ、決して使いにくい製品ではないけど、ちょっとケースは大きいよってこと。

 

7.お勧めできる人/できない人

まずはお勧めできる人から

 圧倒的に音質の良い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人

                    ・・・好みはあれどいい音には間違いないですよ。

 ノイズキャンセリングが欲しいけど音質は妥協したくないよって人

                       ・・・それならいい買い物になるでしょう。

次に、お勧めできない人

 音質はそこまで求めてないからとにかくノイキャン強いほうがいい人

          ・・・おとなしくAirpods Pro買いましょう。とくにiPhoneユーザーは。

 バッグを持ち歩かない人・・・きつめのパンツを好むならなおさら厳しいかも。

 イヤホンを主張したくない人・・・結構目立つのでお気をつけて。

 

8.まとめ

間違い無くいいプロダクトだし音質は最高なんだけど他のところのツメが甘いといったイメージにどうしてもなってしまうかな。悪いところを補って余りあるくらい音質に惹かれるなら買いだし、自分の使い方には合わないようであれば見送るべきかと。

 

9.最後に

筆者は買って満足したし、実際にずっと使ってきたけどiPhoneと一緒に持ち歩くことが多いのはやっぱりAirpods Proかな。でもちょっと遠出する時にWalkmanとWF-1000Xm3を持って電車に乗るとやっぱり“いい”。買って後悔する製品ではないと思うけど、もっとあなたの使い方に合った製品もあるかもしれないと言っておきましょう。

では。

 

 

 

Apple AirPods Pro レビュー  圧倒的なノイズキャンセリングとあと一歩の音質

こんにちは、管理人のakki(@asteroid_ak)です。

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映えある一回目のレビューである今回は巷で話題の完全ワイヤレスイヤホン、“Apple Airpods  Pro”のレビュー。このイヤホン、昨年の10月末に発売されて以来完全ワイヤレスイヤホン市場においてトップに君臨し続けていると言っても語弊がないほど売れているイヤホンなのである。そんなAirpods Proを少々遅ればせながらレビューしていこうと思う。

今回、新品を開封するわけではなく、一週間ほど前に購入したものをレビューする形になるのだが多めに見て欲しいところである。

 

 目次

  1.  仕様
  2. 外観
  3. 音質
  4. ノイズキャンセリング/外音取り込み機能
  5. 使ってみて
  6. 良いところ/残念だったところ
  7. まとめ
  8. 最後に

 

 1.仕様

まずは各仕様から。

 サイズ(左右各)

高さ:30.9mm

幅:21.8mm

厚さ:24.0mm

重量:5.4g

サイズ(ケース)

高さ:45.2mm

幅:60.6mm

厚さ:21.7mm

重量:45.6g

 

バッテリー:連続4.5時間の音楽再生(ノイキャンOFF時5時間)/連続3.5時間の通話

ケース込みで24時間の再生時間/18時間の通話

 

5分間の充電で1時間の再生に対応。

 

Bluetooth5.0

 

防水規格:IPX4(本体のみ)

 

同梱物:イヤーチップ3サイズ(Mサイズ装着済み)、lightning to USB-Cケーブル

 

2.外観

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ケースとのサイズ感

 

 

 

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ケースに収まっている状態

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片耳(耳側)

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片耳(外側)

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ケース背面にはペアリング用のボタンが一つ

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充電端子は頑なにlightning端子だけどワイヤレス充電も対応






 

3.音質

個人的な評価をするならば中の上。低音はそれなりにはっきり出ているし、高音の抜けも良いと思う。しかし純粋に音楽を楽しもうと思って聞いてしまうと物足りないと言わざるをいえないだろう。全体的にこもっていると感じたし、低音は気持ちいいところまで沈んで行かず、高音域ももう少し伸びて欲しいと思うことは多々ある。それでも普通に聞けば良い音と感じる人は多いだろう。あくまでも3万円台の完全ワイヤレスイヤホンに求める音としては物足りないと言う話だ。

 

4.ノイズキャンセリング/外音取り込み機能

 これはすごい。同じ完全ワイヤレスイヤホンでノイズキャンセリング搭載機として評価の高いSony WF-1000Xm3も所有しているが(後々レビュー記事、比較記事も出そうと思う)、ノイキャンの効き具合で言ったら割と顕著にAirPods Proの方がいいと感じる。ほとんどのノイズキャンセリング搭載機で感じる風切り音も筐体のコンパクトさもあってかほとんど感じず、風の強い日でも快適に音楽を楽しめる。

また、外音取り込み機能だが、これもまた完成度がかなり高い。そこまで多くの機種を試したわけでは無いが、ここまで自然に外の音が取り込めるものかとびっくりした。コンビニのレジなどはもちろん、知り合いと会話するにも何の支障もない。問題はその人との信頼関係だけ。

片方のイヤホンを外すと自動的に外音取り込みモードになるのだが、左右で音ずれを感じるわけでもなく、変にノイズが入るわけでもなく、何の違和感を感じることもない。

 

5.使ってみて

やはりOSレベルで親和性が高いと言うのはかなり強みだとさらに感じた。元々好きでBeatsのヘッドホンを所有していて、W1/H1チップの凄さは知っていたのだが、Airpodsの強みはその利便性にある。ケースを開けて耳につければすぐに音楽が始まる。Beats Solo Proも開くだけで接続されるがAirPodsは重くない。気軽さでいえば一番であると言える。

イヤーチップの装着状態テストという新しい試みも、OSレベルで開発していなければなかなかできる物ではないだろう。精度に関してはそこまで良い訳でもないようで、自分はSサイズでもMサイズでも密閉されていると判断された。あくまで目安として考え、密閉されていると出た中で最小のイヤーチップを付けるのが装着感的にも密閉性的にもベストだろうと思う。

また、W1/H1チップがその進化を発揮するのは複数のApple製品を使う時だと今回感じた。AirPodsを買うのと同じタイミングでiPadも買ったのだが、イヤホン/ヘッドホンを複数のデバイス間で切り替えたいときは多々ある。その時にコントロールセンターからサッと切り替えられるのは非常に便利であることは想像に難くないだろう。Apple信者であるつもりはなかったがそんなみなさんの気持ちもわかる気がした。

ほとんど完璧とも言えるAirpods Proだが、欠点も無いわけではない事は言っておくべきだろう。まず、連続再生時間。この完全ワイヤレスイヤホン戦国時代とも言われる今、連続4.5時間はかなり短い方である。よく比較されるSonyのWF-1000Xm3も連続6時間、最近の製品に至っては10時間を越すものも珍しく無くなってきている。完全ワイヤレスイヤホン黎明期であった2、3年前であればこそAirPodsの5時間は驚異的なバッテリーもちだったかもしれないが、今となっては弱みとも言える。ぶっ続けで5時間も音楽を聴くことはなかなかないかも知れないが、次作ではもう少し頑張って欲しい物だ。

また、その形状も人によっては欠点といえる。今回イヤーチップがついたとはいえカナル型と言えるほど耳道にイヤーチップが入っていく形ではないため、イヤホンの重さを支えるのは耳介の部分だ。つまり耳の形が合わなければそれまでであり、3万円するイヤホンとしては少し怖いところでもある。一応EarPodsで大体のサイズ感などは確認できるがそれも万全とは言い難い。拡張性が低いのはApple製品の良いところでもあり悪いところでもあるだろう。

 

6.良かったところ/悪かったところ

まずは良かったところ。

 圧倒的なノイズキャンセリンング性能・・・これは完璧!

 可もなく不可もない音質・・・悪いわけじゃないんだ

 耐水性能がついた・・・急な雨にも安心できる

 コンパクトなケースとデザインの改善された本体・・・もううどんなんて言わせない

 H1チップの恩恵を受けたApple製品との親和性・・・これを知ったらもう戻れない

次に悪かったところ

 音楽を楽しむにはやはり物足りない音質・・・“楽しむ”には今ひとつかな

 少し取り出しにくく落としやすい本体・・・ツルッと滑って落としてしまう未来が見える…

 カラバリがない・・・きっとこれからもないんだろうな

 みんな使ってる・・・あいつも同じかよって電車の中で気にしちゃうよね

 

7.まとめ

巷で噂になってるだけあって、完全ワイヤレスイヤホンとしてはとっても完成度の高いものになっている。特にApple製品を使っている人、その中でも複数のApple製品を切り替えながら使ってる人にはとてもお勧めできる。ただ、もちろん完璧な製品なんてこの世には存在し得ないので、欠点もある。僕が気がついた欠点はできる限りあげさせて頂いたのでみなさんの決断の一助になれば幸いである。

 

8.最後に

この価格帯にはたくさんのいい製品が転がっているので、是非とも色んな方のレビューをみてから決めることをお勧めする。安い買い物じゃないので。ただ、やっぱり言えるのは、Appleは消費者の心を掴むのが上手ってこと。一度使っちゃえば欲しくなること間違いなしの製品ですよ。

 

ブログ開設

初めまして、管理人のakkii(@asteroid_ak)と言います。

 

このブログでは主に次の事について書いていこうと思っております。

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  • 趣味のダーツについて
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今のところはガジェットレビューの比率を大きくしていきたいと思っていますが気まぐれな管理人ですのでどうなるかはわかりません。

細々と続けられればと思っていますのでぜひ温かい目で見守ってください。

では。